2018年02月20日

金井 真紀 (著),広岡 裕児 (監修)「パリのすてきなおじさん」書評・レビュー

いつもありがとうございます。






街角で聞いた“人生で大切なことは?”



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「二分考えれば済むことを、
みんな大げさに考え過ぎだよ」

「人生を学んでいるあいだに手遅れになる。
大事なことを後回しにするな。」

「生まれ育った国にはもう帰らない。
だからこそぼくは母国語を学ぶ」

「どこにだって、いいやつもいるしバカもいる。」

「選択肢はひとつ。
前を向いて生きていくしかない。」

「大事なのは将来ではない。いまですよ。」



顔や格好はイケてても、
中身はビミョーで
うすっぺらなおじさんたちと違い、
著者の好きになるおじさんは、
クセがあって
ちょっと煙たがれる
要素もありあり。

奥深い味がある
クサヤみたいな
おじさんたち。

その「クサヤおじさん」好き著者が
その長年の経験を持って
満を持して上梓した
おじさんコレクション。


彼女の審美眼は
いかんなく発揮される。


多くのパリジャンたちを
眺めていても、
「ふむっ」となるのは
移民のおじさんたちばかり、
非常に興味深い。

彼らは深いしわに
刻まれた年輪以上に
想像を絶する歴史を
抱えていたりする。

若者おじさんでも、
笑顔の奥で
深い哀しみを
たたえていたりする。

彼女は取材相手に寄り添い、
その眼はとてもあたたかい。

受け入れて
共感してもらえると、
取材相手も心をほぐす。

最後には
「孫娘になったような気持ちで」
おじさんに肩を抱いてもらう。

テロや移民・難民問題が
隣り合わせの
日常にある昨今のパリ。

そこに住む人々の息遣いが
伝わってくる1冊。



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posted by テルリー村上 at 06:27| 福岡 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする